【若者支援の現場から】B君のアパート契約事例(2024/9/27)

定時制高校生B君の一人暮らし

B君はO市にある定時制工業高校に通う19歳の青年です。
彼は母と同居していましたが、母の元を出てアパートで一人暮らしを始めることになり、アパートの契約を進めることになりました。

保証人審査の壁

ところが、保証会社の保証人審査の段階で保証人になる予定だった母親が生活保護受給者であることから、審査に落ちてしまいました。
生活困窮者自立相談所から相談を受け、私に保証人になるよう依頼が来ました。
その結果、私が保証人を引き受け、審査も通り、無事に入居することができました。

若者支援の重要性

未来のある若者支援は、今後力を入れていきたい分野です。
今回のような事例を通じて、若者を支えるためのサポート体制の重要性を改めて感じました。

19歳くらいの若者が困り顔をしている場面を描いたイラスト

民間賃貸住宅の契約事例

一般的に、賃貸住宅を契約するには仲介会社を通して保証会社に加入し、保証会社の審査を受ける必要があります。
保証人は「個人」であることが原則で、法人が保証人となることはほとんどありません。
保証人を確保するために契約を結んでも、保証人として「結」がなることはできず、代表理事である私が保証人の役を担ってきました。

高齢者保証人の課題

しかしながら、最近では高齢者が保証人となる場合、審査に通らないことが増えてきています。
今回のケースは何とかクリアできましたが、先行きは明るくありません。
今後は、保証人ではなく緊急連絡先だけで良い物件の選択をお願いしたいと思っています。

(KN)

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